英語で挨拶された時のカジュアルで万能な返事の仕方

2017年11月11日

この記事の概要
英語で挨拶されたらどう返事をするべきか
大きく分けると、Howではじまる挨拶、Whatで始まる挨拶がある
それによって返事を変える必要がある
でも万能に使えるフレーズがそれぞれにある

中学校では次のようなフレーズを習います。

How are you?
お元気ですか?

I’m fine. Thank you. And you?
元気です。ありがとう。あなたは?

でも実際にはあまりは使われません。

これは、例えばレストラン等でやんわり断る時の表現として使われます。

Could I get you some more water?
もう少しお水をお持ちしましょうか?

Oh, no. I’m fine. Thank you.
あ、いえ。大丈夫です。ありがとうございます。

挨拶に於いて、I’m fine thank youはまだいいとしても、後ろのAnd you?が堅苦しい。

Howで始まる挨拶に対する返事

How are you?
How are you doing?
How’s it going?
Howで聞かれたら、まず文頭でGood, Great, Fine, Okなどを使って返事する。(どう?と聞かれているのでいいよ!と答える。)
Goodじゃないことを表明したい時はNot so good, Bad, Horribleなどを使う。でも普通はカラ元気でGoodと言うのが普通。さもないと、どうしたの?と心配されて事情を聞かれる。その中身を話したくないならGoodと言っておくが無難。日本語での挨拶と同じように。
その後ろにあなたは?聞き返す文として万能なのがHow about you?
How are you? (Formal)
How are you doing? (Friendly)
How’s it going? (Very friendly)
Good, you?
Good. How about you?
Good. Thank you. you?
Good. Thank you.
Good. Thanks.

これらの返事なら、どのフレーズで挨拶されても文法的には大丈夫です。
もちろん他にも返事の仕方はあります。でも次のように、相手の挨拶によって返事の文法を相手に合わせる必要があるのですごく不便で面倒です。覚えにくい!

How are you?
Good, how are you?(良いよ!と答えた後で相手が言ったことをそのまま返すパターン。youの発音を強調する)
I’m good. You?
How are you doing?
Good, how are you doing?(良いよ!と答えた後で相手が言ったことをそのまま返すパターン。youの発音を強調する)
I’m doing good.
I’m doing well.
How’s it going?
Good, how’s it going with you?(良いよ!と答えた後で相手が言ったことをそのまま返すパターン。youの発音を強調する。ただのyouではなくwith youにする必要がある)
It’s going good/well.

やっぱりちょっとややこしいですよね。やっぱりGood. How about you?が万能で便利です。

goodを使うのは文法的に誤りではない

例えばI’m doing good.という文でgoodを使うのは文法的には誤りでwellを使うべきだと主張する人もいますが、フレンドリーな挨拶をする場合ならネイティヴの多くの人はgoodを使っています
律儀に挨拶をしたいのであればI’m doing well.やI am well.のようにwellを使います。

Whatで始まる挨拶に対する返事

What’s up?
What’s happening?
What’s going on?
Whatで聞かれたら、まず最初にNot much, Not too much, Not a lotなどを使って返事する。(何を?と聞かれてるので特に何も!と答える。)
その後ろにあなたは?聞き返す文として万能なのがWhat about you?
What’s up? (カジュアルで若者向け)
What’s happening?
What’s going on?
Not much. What about you?
Not too much. What about you?
Not a lot. What about you?
Not much. You?
Nothing.

前述のHowのときと同じように、これらの返事ならどの挨拶でこられても大丈夫です。Nothingは少し冷たい感じがするので場面に応じて使い分けてください。

Sup?
What’s up?の省略形のスラング
スペルはSupだが、発音としてはサップではなくツァップと言っている(ワッツァップの略なので)
もちろん上司などの目上の人には使わないし、What’s up?もSup?もビジネスでは使わない
Sup?
You?
Sup?
Hi.
Hey.

これらは更にカジュアルな挨拶です。日本でのおっすおうよっすうっすちっすなど、すれ違いざまにされるような簡単な挨拶に相当します。