密閉型ノイズキャンセリング機能付ワイヤレスヘッドホンのおすすめ

2018年1月9日

ちょっと高級で高性能なワイヤレスのヘッドホンを買うにあたって調べたことや気づいたことをシェアしたいと思います。

ノイズキャンセリングヘッドホン

雑音と逆位相の電気信号を音源信号に適量付加することにより、雑音と逆位相の音を発生させ、騒音をある程度相殺する方式のヘッドフォン。

大昔の高校生の時分、物理で音波について勉強した時にもし逆位相の音が出せれば無音環境が作れるのでは・・・でもそんな難しいこと出来るわけ・・・なんて思ったものですが、IT技術の進歩は凄いですね。

USBアダプターを所有していない人はBluetoothワイヤレスヘッドホン用のアダプターのおすすめ記事も御覧ください。

  • 予算は4万円まで
  • Bluetoothでスマートフォンとのワイヤレス通信可能
  • 有線でも使用可能
  • ノイズキャンセリング機能付き(NC)
  • 出来ればイヤーパッドが本革製(後述)
  • 出来ればヘッドレストも本革製(後述)
  • マイクで通話可能
  • 充電時間が短いもの
  • 頭部への側圧が極力弱いもの
  • イヤーパッドがなるべく大きいもの
  • ハウジングは出来れば開放型 OR オープンエアーと呼ばれるタイプ
  • つまり、総じて長時間使用しても耳や頭が痛くならないもの

これらの条件を概ね満たす製品としては次のものが候補として挙がりました。出来ればオープンエアーの方が良かったのですが、ノイズキャンセリングを前提とした場合、ハウジングは全て密閉型となります。

  • ソニー WH-1000XM2
  • Bose QuietComfort 35 wireless headphones
  • Bose QuietComfort 35 wireless headphones II
  • ゼンハイザー MOMENTUM Wireless M2 AEBT
  • ノイズキャンセリング能力はBose QuietComfort 35 wireless headphonesに迫るものがある
  • コーデックがSBC, AAC, aptX, aptX HD, LDACの5種類に対応しており、無線時のデータの転送能力は一番高い
  • ハイレゾリューション・オーディオに対応している

QC35とQC35IIに大差が見られないため、詳細はIIの方に記述しています。

下記の点はIとIIの両方に言えます。

ノイズキャンセリング能力
  • ノイズキャンセリング能力はこれ以上無いくらい非常に高い
  • ONでの静寂性には感動するものがある
  • ただし、ノイズキャンセリングによるホワイトノイズがとても大きい
  • とは言え、自宅室内で使うにしてもエアコンやPCファンの騒音に比べると遥かに小さい
  • 無音環境を持っているなら、このホワイトノイズは結構耳障り
  • ノイズキャンセリング機能はアプリで3段階調整が可能(私の場合はアプリDL時は無理だったが即日アップデートで可能になった)
コーデックはaptーXに非対応なので注意
  • スマートフォンで使用するならiPhoneが有利、Androidは不利
  • なぜかというと、コーデックがSBCAACに対応しているが、aptーXには非対応だから
  • Androidスマートフォンの多くはBluetoothのコーデックがAACには対応しておらず、SBCとaptXのみ
  • ところがこのヘッドホンのcodecがaptXには対応していないので、Androidスマートフォン+ワイヤレスで使用する場合にはSBCでの通信となってしまうので音質の低下と遅延が発生する点に注意が必要
  • SBCでの通信の遅延については、アクション系のゲームでは使い物にならないくらい遅い
  • SBCでの音質の劣化については正直そこまで気にならない
  • iPhoneの人はAACで通信可能なので特に心配なし
  • PCとワイヤレス接続する際のUSBワイヤレスアダプタやトランスミッターと接続する際も、アダプターの通信コーデックがAACに対応しているか要確認
装着感
  • イヤーパッドは本革製ではないものの、アルカンターラ仕様なので本革と遜色がない
  • 側圧が弱いのでふんわりとした装着感で、長時間使用するには最適
ノイズキャンセリング機能
  • 上記の製品に比べるとノイズキャンセリング機能は明らかに低い
  • ただしホワイトノイズが非常に小さい
装着感
デフォルト状態ではBoseのふんわり具合にはかなわないが、構造上、ある程度の矯正が可能(物理的に)

これらのヘッドホンをBluetoothの無線通信で使用する場合、大きくはスマートフォンやタブレットとの接続と、テレビやPCとの接続の2つに分かれます。

Bluetoothの通信にはいくつかの種類があり、どんな規格で通信するかはそのヘッドホンと送受信機の仕様に依存します。

Bluetoothワイヤレスヘッドホン用のアダプターのおすすめ

ヘッドホンをテレビやPCと接続するなら、USBなどを使用したアダプターが必要となります。それについて記述した記事です。詳しくはリンク先を参照してください。

また、スマートフォンで使用する場合はアダプターは不要ですが、iPhoneはSBCAACで通信可能ですが、AndroidはSBCとapt-Xでの通信に対応しています。

AACとapt-Xは高性能な通信規格ですが、SBCは低品質で、もしもAACに対応していないヘッドホンとiPhoneを接続した場合、自動的にSBCでの接続を執ります。

詳しくは下記リンクを御覧ください。

Bluetoothの通信規格、コーデックについて
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=4702
各ヘッドホンのスペック一覧表
項目 機種
SONY WH-1000XM2 Bose QC35 Bose QC35 2 SENNHEISER MOMENTUM Wireless M2 AEBT
再生周波数特性 4Hz-40,000Hz 16Hz-22,000Hz
ハイレゾ対応
インピーダンス 46 Ω, 16 Ω パッシブ28Ω、アクティブ480Ω
ドライバー径 40
音圧
Bluetooth Ver.4.1 Ver.4.0 Ver.4.0 Ver.4.0
SBC
AAC
apt-X ◎ (apt-X HDにも対応)
NFC
有線使用
NC
NC onでのホワイトノイズの少なさ
イヤーパッドが本革
ヘッドレストが本革
側圧・装着感
マイク通話
電源持続時間 30時間 20時間 20時間 22時間
充電時間 約4時間 2.25時間 2.00時間 約3時間
重量 275 g 234 g 234 g 256 g
ドライバーユニット 40 mm 40 mm 40 mm 40 mm
開放型OR密閉型 密閉型 密閉型 密閉型 密閉型
無線での最大接続台数 8台 8台 8台 8台

総評としては次のようになります。

ソニー WH-1000XM2
喫茶店などの店内など比較的騒音が少なめの環境でハイレゾで音源にもこだわりたい人、ゲームなどにも使いたい人にオススメ。
Bose QuietComfort 35 wireless headphones
Bose QuietComfort 35 wireless headphones II
飛行機や街なか、電車内や雑踏など、とにかく騒音が大きい場所での使用が前提、あるいは長時間装着しても疲れないことが前提という人にオススメ。無線でアクションゲームをするには無理がある。
ゼンハイザー MOMENTUM Wireless M2 AEBT
自宅室内などの比較的静かな場所でオーディオ機器を使ってワイヤレスで音楽を楽しみたい人向け。ホワイトノイズの少なさから言って、クラシック音楽など静かな音楽を聴きたい人にオススメ。

これらについては、この方のアマゾンレビューは本当に参考になりました。

また、USBアダプターを所有していない人はBluetoothワイヤレスヘッドホン用のアダプターのおすすめ記事も御覧ください。