アナログ式の腕時計で方角を知る方法

コンパス(方位磁針)がなくても、時計があれば方角を知る事ができることをご存知ですか?短針(時針)を持つアナログ式の腕時計や懐中時計を使って方角を知る方法をご紹介します。

アナログ式の腕時計の時針を太陽に向ける

方法はとても簡単です。
まずアナログ式の腕時計を水平にしたまま、時針を太陽に向けます。そして、その時針と12時のちょうど真ん中の方向、それが南となります。

例えば午前8時だったら、8時の方向に太陽があり、12時と8時の間である10時の方角が南となります。

もし正午0時(昼の12時)なら、時針の方向と太陽の方向と12時の方向は全て南を指しています。

これは午後以降にも使えます。
もし午後4時(16時)なら、4時と12時の間である2時の方向が南となります。

あとは90°ずつ西、北、東を割り出せば、それぞれ方角を知ることが出来ます。

太陽と12時の中間の方角が南となる youtube.com

原理

これは端的にいうと、太陽が地球を1周する時、時計の短針は文字盤を2周するからです。

(本当は地球が太陽の周りを回っているので、太陽が地球を1周するという表現はおかしいのですが、観測者の視点でそのように見えるので便宜上そう表現します。)

午後0時(昼の12時)、太陽は南中します。(南中する)
そして、午前0時(深夜0時)になると観測者に対してその正反対に位置します。(深夜なので観測はできませんけどね。)

一方、アナログ式の時計は午後0時にも午前0時にも12時を指します。まぁ・・・当たり前ですよね。

つまり1日の間に、太陽は360°回るのに対して、時計の時針は2倍の720°回っていて、時計の針が1時間分(30°)動く間、太陽はその半分の15°しか動かないからです。

もしも腕時計が24時間制で、1日で一周する時計だったら、太陽に時針を向けた時、12時の方向が南となるはずです。