英語で使う2つの「やっぱり」
日本語のやっぱりという表現には大きく2つの意味があります。
- 想像した通りだった時のやっぱり(やっぱりAはBだった)
- 気持ちが変わった時のやっぱり(やっぱりAじゃなくてBを選択しよう)
日本語での、これらのやっぱりの使い方は明らかに違うのにやっぱりという1つの言葉が色んな汎用性をもって使われています。
でも英語ではそれぞれにそれぞれの表現があります。
想像した通りだった時のやっぱり
このやっぱりも、更に2つに大別できます。
- 自分が想像した通りだったやっぱり
- 誰でも想像できる通りのやっぱり
自分が想像した通りだったやっぱり
- やっぱりこうなった 
- やっぱり◯◯は◯◯だった 
- やっぱり◯◯すべきだった 
自分の予見が的中した時のやっぱり。
- 私が思った通り(やっぱり)、
- Just as I thought, 
- As I thought, 
- As I had thought, 
- 知ってたけど(やっぱり)、
- I knew it but, 
- やっぱり!
- I knew it! 
- That’s what I thought! 
- やっぱり彼は来なかった。
- I knew he wasn’t going to show up. 
- 全部が終わった後で(やっぱり)、
- After all, 
- should have P.P.(過去分詞)
- やっぱり~すべきだった 
- (I knew) I shoulda bought it (shoulda = should’ve = shoud have)
- やっぱり買うべきだった;やっぱり買っとけばよかった 
- As I thought(フォーマル) 
- I knew(カジュアル) 
- That’s what I thought(カジュアル) 
誰でも想像できる通りのやっぱり
- やっぱこれだね~♪
- やっぱり高いものは品質が良い
- やっぱり美人だとモテる
このやっぱりは自分だけではなくて、普遍的に、世間一般で誰にでもそのように認識されているという前提があります。
- あなたが(誰でも)思うように
- As you would think 
- As you whoud expect 
- As you might think 
- ◯◯に勝るものはない;何も◯◯に敵わない
- (=やっぱり;やっぱり◯◯が最高)
- Nothing beats 
上の例に当てはめると、こうなるのかな?
- やっぱり美人だとモテる
- As you would think a beautiful woman is popular. 
- やっぱり高いものは品質が良い
- As you would think the expensive one is good quality. 
- Nothing beats a home-made cooking.
- やっぱり家庭料理が1番やで;家庭料理に勝るものナシ 
ちょっと違う意味合いというか、違う表現としてこういうやっぱりもあります。
- やっぱりこれに限る(やっぱりこれじゃなきゃ)
- This is the best thing. 
- There is nothing like this. 
- There is just the thing for me. 
- 君に限る
- やっぱり君じゃなきゃだめだ
- There is no one like you. 
気持ちが変わった時のやっぱり
バニラ味にしようと思ってたけど、やっぱりチョコ味にする、といった場合のやっぱりです。
- やっぱり、
- (現に、真に、実際に、の意味。)
- Actually, 
- やっぱり気が変わった
- 私は私の気持ちを変えた
- I changed my mind 
- (考え直した結果)やっぱり、
- (=私の2番目の考えでは、)
- On my second thought, 
- ~の代わりに(やっぱり~にする)。
- ~ instead. 
- やっぱりさっきのは取り消しで、
- Scratch that, 
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