ダンベルの名前の由来と、それを鉄アレイと呼ぶ理由
筋力トレーニングする時、一般的にはダンベルを使います。
でもなぜあのアイテムをダンベルと呼ぶのか。また、なぜ日本では鉄アレイと呼ぶのかを知りました。
昔の筋トレは鐘を鳴らすことを模したもの
16世紀(1500年代)前後のイングランドでは重しを滑車に吊るして、それをロープで引っ張ったり緩めたりすることで筋力トレーニングをしていました。
これはヨーロッパでの鐘の鳴らし方と同じで、鐘を鳴らす動作が筋力トレーニングに丁度良かったからです。
そのため、このトレーニングマシーンをDumb-bellsと呼んでいました。現在のダンベルの形は当時とは全く異なるものですが、Dumbbellという名前はその名残です。
つまりダンベルは英語です。
- dumb
音の出ない
- bell
教会などの釣鐘
ヨーロッパでの鐘の鳴らし方は、下の動画のようなものです。
Bell Ringing: It’s Harder Than It Looks
How to ring a bell in a church steeple
見かけよりも難しいのだそうで、大きい鐘だと勢いをつけるまでが大変みたい。
英語の「ダンベル」を日本語に直訳すると「鉄アレイ」になる
では、なぜ日本ではコレを鉄アレイと呼ぶのか。
鉄アレイは漢字で鉄唖鈴と書きます。
- 唖
音の出ない
音の出ない鉄の鈴。つまり、英語のダンベルを鉄唖鈴と日本語にそのまま翻訳しているからだったんです。
なので、鉄をSteelに置き換えてsteel alleyとかsteel arrayとか英語っぽく言っても海外の人には通じませんし、英語でGoogle検索してもHitしません。
ちなみにalleyもarrayも全然違う意味の英単語です。
- alley
路地
- array
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