皆が知らない「want to」の使い方
多くの人が「want to ~」=「~したい」と認識しています。確かにその意味もありますが、必ずしもそうとは限りません。
そしてその認識のままネイティヴと会話すると、とんでもないことになります。
ここでは、英語初心者が知らない「want to」の使い方を説明します。
- 「want to ~」=「~したい」と固執するのは良くない
- 必ずしも「Do you want to ~」=「~したい?」ではなく、「~してくれない?」や「~しない?」という意味になる
- これは誰かにお願いをしたい時や、何かに誘う時に使える
- 「Can you ~」よりも更にカジュアルな表現になる
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「Can you ~」を更にカジュアルにすると「Do you want to ~」になる
たぶん多くの人が、「~してくれませんか?」と依頼する時の丁寧な表現が「Would you like to ~?」で、「~してくれない?」とカジュアルな表現なら「Can you ~?」だと思っていると思います。
でもネイティヴは更に口語的でカジュアルな表現として「Do you want to ~?」を使うのだそうです。
- Would you like to ~?
~してくれませんか?(丁寧)
- Can you ~?
~してくれない?(カジュアル)
- Do you want to ~?
~してくれない?
Can you ~? の更に口語的でカジュアルな表現。
一見すると、「Do you want to ~?」と疑問文なので「あなたは~したい?」とも読めてしまいます。でもこれは質問ではなく提案です。
言ってる本人としてはただ行かない?と誘っているだけなのに、聞き手が間違って解釈すると君は行きたい?君がそう言うなら行ってもいいよみたいに、何か上から目線で偉そうに言っているように聞こえます。
- Do you want to grab a drink (and talk)?
○:飲みに行かない?
×:あなたは飲みに行きたい?
- Do you want to carry that? I will carry this.
君はあれを運んでくれない?私はこれを運ぶから。
・・・道理で、ネイティヴと微妙に齟齬が生まれるわけです。
「Do you want me to ~」で「~しようか」にもなる
「~しましょうか」と提案するなら、次のような表現があります。
- Would you like me to ~?
~しましょうか?
- (Do) you want me to~?
~しようか?(とてもカジュアル)
- May I ~?
- Should I ~?
- Shall I~?
これらよりもカジュアルになる。
Doは省略できる
文頭に付いているDoは省略できます。
You want me to~?などの形にすることができます。
返事の仕方
返事の仕方は割りと自由で、このような返事でOKです。
- Yes
はい
- Sure
- Of course
もちろん
英語の「もちろん」の使い分け
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