What’s happened? の’sは has? is? どっちの省略?
どうしたの?何があったの?と尋ねる場合、2つの似た言い方があります。
- What’s happened?
- What happened?
この時のWhat’s happened?の'sがisを省略したものなのか、それともhasを省略したものなのか、直接UKでもUSでも話せるネイティヴに尋ねてみて、分かったことを記しておきます。
- What has happened?
- What is happened?
Contents
'sはhasを省略したもの
結論から言うと、What’s happened?はWhat has happened?の省略形です。
What is happened?は存在しませんし、文法的にも誤っています。
What has happened?は現在完了形
have/has + PP(過去分詞)で現在完了形をとっています。
- What is happening?
- What is going on?
現在進行形。いま何が起こっている?。現在起こっていることを点としてリアルタイムでフォーカス。
- What has happened?
現在完了形。いま何が起こっている?。現在進行形とほぼ同義。それが起こった過去の出来事に対して、現在からの視点で目を向けつつも、過去から現在までの時間を幅としてフォーカス。
- What happened?
過去時制。過去形。現状とは切り離された過去の出来事。
例文、具体例
- 隣の部屋から突然もの凄い音がした。
What is going on?
What has happened?
- 友達が実は学生時代に1年間も入院したことがあると過去を振り返った。
- 学校に行ったら、友達が額に大きな絆創膏を貼って登校してきた。
What happened?
be動詞+過去分詞による受動態・受け身の形との混同に注意
What is happened?は文法的にも誤りです。
なぜなら、be動詞+過去分詞で受け身の形にする場合、この過去分詞は他動詞でなければならないからです。ほとんどの動詞が自動詞にも他動詞にもなりえますが、happenは自動詞としてしか機能しないので受動態の形をとることはできません。
What’s happened? と What happened? の違い
- What’s happened?は使わない。
- 使うなら what happened? と What is going on?
これらの質問について教えてくれたネイティヴのその方は、最後にこう付け加えてくれました。
What’s happened?は普通使わない。少なくとも私はね。もし現在起こっていることについて使うならWhat is happeningの方が自然だけど、それだったらむしろWhat is going on?を使うかなぁ。お爺ちゃんとかお婆ちゃんみたいな年配世代が使ってるかもとのことでした。
つまり、現在ではやや古臭い言い回しらしいです。
つまりまとめるとこうです。
- 現在のことについて聞きたい時
What is going on?
- 過去の出来事を聞きたい時
What happened?
また別の方はWhat’sはその後に続く言葉次第でWhat isの略であったり、What hasにもなりうるので、公式な文書や正式な文書では避けたほうが良い。とも言っていました。
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