very, much, so, very much, wellの違い

very, much, so, wellなどの副詞はどれも日本語だと「とても」と訳されます。でもどう違うのか?まとめてみました。(間違ってたらごめん、また修正いく)

very と much の違い

原則

  • veryやmuchなどの副詞は 基本的に名詞以外を修飾することができる。

なので

  • very と much は形容詞や副詞も修飾できる。

ただし、いくつか細かいルールがあります。

  • muchは動詞を修飾できる。

  • veryは動詞を修飾できない。

  • 比較級の場合はmuch, very muchを使う。(much, very muchは原級の形容詞、副詞を修飾できない。)

例文

muchの例文
I don’t like him much.

私は彼があんまり好きではない。

「好き」という動詞を「あんまり」という形で修飾している。

Not: I don’t very like him.

veryの例文
I can run very fast.

私はとても速く走れます。

「速く」という形容詞を「とても」という形で修飾している。

Not: I can run much fast.

much と very much

  • 疑問文、否定文ならmuch。

  • 肯定文なら単にmuchではなくvery much, too much, so muchなどにする必要がある。

I don’t like him much.

私は彼があんまり好きではない。

I like him very much.

私は彼がとても好きです。

veryは原級、muchは比較級

  • veryには比較のニュアンスがない。
  • 比較した差分の大きさをmuch(=とても)で表す。

なので

  • 原級の場合はvery。

  • 比較級の場合はmuch, very much。

例文

very
He is very tall.

彼はとても背が高い。

他の誰かと比較しているわけじゃない。

much
He is much taller than I.

彼は私よりずっと背が高い。

Not: He is very taller than I.(←こう言えない)

Cats are much more bigger than mice.

猫はネズミよりずっと大きい。

最上級ではveryもmuchも使える

  • the very best

  • the very oldest

  • the very lowest

  • the very most beautiful

  • much the most beautiful(the most の場合、muchとveryでは語順が違う)

など、muchもveryも両方使えます。でも、例えば・・・

  • [the very most harmful]はNG。

  • [by far the most harmful]はOK。

  • というように[the very most]ではなく、最上級の場合、通常は[by far]を使う。

  • (by farは原級や比較級に対しても使える)

much と very much の違い

  • 疑問文、否定文ならmuch

  • 肯定文ならvery much

例文

I don’t like him much.

私は彼があんまり好きではない。

I like him very much.

私は彼がとても好きです。

Not: I very like him.(veryは動詞を修飾できない。
もしそう言ったら、「I’m very like him.(私は彼にめっちゃ似てる)」と解釈されるかも。

受動態(過去分詞)の場合

原則は much, very much

He is very much liked at school.

彼は学校でとても好かれている。

Not: He is very liked at school.(←こう言えない)

The concert was much enjoyed by everyone.

そのコンサートは皆にとてもウケた。

Not: The concert was very enjoyed by everyone.

much や very much とは言えるけど、very だけでは使えない。

[very + at] と [much + by]

  • 受動態なら基本はmuch, very much。

  • でも、受動態でも感情を表す動詞ならvery

  • でも、感情を表す動詞でも後ろに by が来る場合は much。(very + at と much + by を使い分ける)

  • very + at よりも much + by のほうが「~された」という受動性が強調される。(らしい。参考

感情を表す動詞
  • suprise(驚かせる)
  • excite(興奮させる)
  • please(喜ばせる)
  • satisfy(満足させる)
  • disappoint(失望させる)
  • scare(おびえさせる)

みたいな気持ちを表す動詞。

ネットでは感情動詞という用語も見られるけど、一般的には全くと言っていいほど使われていない。確かに英語圏ではemotion(al) verbsやverb of emotionという表現が多く見られて、直訳すれば感情動詞ではあるけど…

I was very surprised at that.(検索結果: 約 133,000 件)

私はそれに驚いた。

I was much surprised by that.(検索結果: 約 3 件)

私はそれに驚かされた。

こういう感じらしい。でもmuch byは使われていない。
じゃあ、 [much + at] や [very + by] が使われていないかというと・・・。

by以降を消した検索結果がこちら↓

  • [much + at]はあんまり使われていない。

  • [very + by]は使われている。

  • むしろ、正統とされる[very + at]よりも[very + by]のほうが沢山使われている。

very muchではなくwellを使う場合

She is well-known at school.

彼女は学校で(とても)よく知られている。

Not: She is very-known at school.

え、very-knownはダメ!? 受動態なんだからvery-knownじゃないの?と。

でも、enjoy, hate, know, like, loveのような動詞の場合はveryではなく[very much]か[well]を使う。(参考: Not before -ed forms in passive voice | When not to use very | オンライン・ケンブリッジ英英辞典
(これは状態動詞, Stative verbというくくりでいいのかな。)

確かにGoogleで調べてみると、検索結果はこんな感じでした。

  • “is very known”(約 908,000 件)←間違いらしいけど意外と多い
  • “is much known”(約 292,000 件)
  • “is very much known”(約 293,000 件)
  • “is well known”(約 258,000,000 件)
  • “is very well known”(約 41,400,000 件)

確かにwell knownはダントツに多い。それで、ネイティヴに質問してみたんです。

私の質問

Can you teach me about “much, very and well”?

  1. 1. He is well liked at school.

  2. 2. He is very much liked at school.

  3. 3. He is very liked at school.

  4. 4. He is much liked at school.

  5. 5. He is liked at school very well.

are these correct? and can I also use “so” for such cases? I’m so confused.

ネイティヴ1(アメリカ)の回答
1. He is well liked at school.

これは最も一般的だと思う。(←Googleの検索数とも合致する回答が得られた)

2. He is very much liked at school.

これでもいいけど、前文に対する反論っぽく聞こえる。

3. He is very liked at school.

間違いではないけどちょっと変。アメリカ人はあまり使わない。

4. He is much liked at school.

これもOK。でも多分ちょっと古臭い。

5. He is liked at school very well.

アメリカ人は全然使わない。変な音だから。

ネイティヴ2(アメリカ)の回答

全部正しいで。(They aare all correct. very, much, and so, can all be used the same way.)

ネイティヴ3(フィリピン)の回答

全部正しいで。(think of it as “well” is “よく” and “very” as “とっても”. And those soenteces listed are correct.)

驚いたのは、意外にも多くの人が「割とどれでも間違いではない」と回答したことです。is very likedでさえ「間違いではない」と言っています。

(もはや何が真実なのか分からなくなってくる)

very と so の違い

基本

very

  • veryはフォーマル

  • 客観的な情報

so

  • soはインフォーマル(カジュアル)

  • 感情移入した情報

相手が知っている情報か

もう1つは、相手が知っている情報かどうかという点です。

  • 相手がその情報を知っているならsoを使う。

  • 相手にとってその情報が新しいものならveryを使う。

He is so tired.

彼はとても疲れているね。 (聞き手は彼が疲れていることを知っている。)

He is very tired.

彼はとても疲れているんだ。(彼が疲れていることを利き手は知らない。)