前前前世やGET WILDをギターのタッピング奏法だけで弾いてる動画が感動モノ

gootappinがyoutubeで面白い動画を公開しています。
ギターのタッピング奏法(主にハンマリング・オン)を駆使して1曲まるごと演奏しています。

ハンマリング・オン

ギターテクニックの1つで、ギターの弦・ネックに対して指を叩きつけることで弦を振動させる演奏方法。

プリング・オフ

ギターテクニックの1つで、押さえていた指板から指を離す時に、指の腹で弦を引っ掛けながらはじくようにして音を鳴らす演奏方法。

タッピング奏法

ハンマリング・オンのみ、或いはハンマリング・オンとプリング・オフと組み合わせた演奏方法。難しいパッセージを弾きやすくしたり、音色に変化をつけたり、パフォーマンスの一環としても使用される。

動画ではギターのヘッドが左にくるようにして横に寝かせて、指板をピアノのようにして両手の指を指板と弦に叩きつけて楽曲を演奏しています。

右手では1弦・2弦・3弦の3本の10フレット付近を使ってメロディラインなどの高音パートを演奏し、左手では4弦・5弦・6弦の5フレット付近を使ってベース部分の低音パートを演奏しています。

下の動画で演奏されているTM NETWORKのGET WILDは、原曲ではフェードアウトで段々と音が小さくなって終わるのですが、この演奏ではオリジナルアレンジが加えられています。シティーハンターのエンディング曲として有名ですね。

下の動画はRADWINPSによる前前前世。2016年に公開された新海誠監督によるアニメ映画「君の名は。」で使われた曲です。どちらも再現度がかなり高いです。

これらの演奏に使われている指板の箇所だけ異様に色・傷・汚れが付いているように見えて、かなり練習していることが伺えます。